怖い話『やっぱり誰かいる⁉️』

今週のお題「怖い話」

我が家が今の家に越してきてから13年ほどになる。

引越しの頃から、何となく

『ん?…あ…気のせいかな?』

みたいなことがよくあった。

その後も、お盆やお彼岸の頃になると特に

何となくザワつく…。

最初はバナナさんだけかと思ってたけど、そのうち息子君や旦那さんも『何かさ~…』と、家族の他になんかいる気配を口にする様になった。

でも、その度に

『でもさ~いやな感じじゃ~ないんだよね~』

『前に住んでた人が、来てるのかね~』(笑)

などと、なんともポジティブな「森のバナナ家」。

越してきた頃から、玄関のドアの内側には大きな鈴が2こ付けてある。誰かが玄関を出入りするのが家のどこからでも分かるようにだ。

この鈴、たまに鳴る…

『あ~お父さんが帰ってきたのかな?』

しばらくしても誰もリビングに来ない…

『あれ?さっき帰ってきたよね~?』

『だって玄関開いたよね?鳴ったし…』

なんて事が、たまに起きる。

 

そんな「森のバナナ家」

今年の1月初旬にある出来事が起きた。

この日はバナナさんと旦那さん、娘チャンの3人。娘チャンは幼稚園の先生をしている。

ある夜、2階の自分の部屋で幼稚園の絵画展の準備してた娘チャン、狭い部屋の中でストーブ炊いたら一酸化炭素中毒になるので、部屋の扉を開けて廊下にストーブを置いて暖房していた。

深夜1時過ぎ、廊下に誰か居るな~と思ったという。

『きっと様子を見に来たお父さんだ。ま~い~か、しばらくほっとこう😁』

でも、あんまり長く居るから何やってるのかなと部屋の入口辺りを見たら…誰も居ない。

また、ちょっとして気配を感じたので見たら…

 

背の高いガタイの大きな黒い影がサッと隠れた😱😱😱💧💧💧

 

そんなことが1時間くらいの間に何度も続いた

ので、怖くなった娘チャンはドアを閉めてその夜は寝た。

 

翌朝(2日目)、娘チャンはその事をバナナさんに報告。

バナナさんは…

『あ~あるよね~そういうの』と、いつもの事と思った。

その夜は何事も無く、更に次の日(3日目)の朝を迎えた娘チャン。しかしバナナさんには気になる事が…

2日目の深夜2時頃、また娘チャンが夜なべをしてると思ってたバナナさん、2階に居る娘チャンがトイレに行く足音が1階に居るバナナさんには感じ取れた。

廊下を歩いてトイレへ、そして少ししてからトイレから再び廊下を歩いて戻ってドアを閉める音…

あれ?あのドアの音はバナナさんと旦那さんの寝室のドアの音😳

さては、テレビのあるバナナさん達の寝室で寝ているな…と思った。

 

補足ですが…

バナナさんと旦那さんは、おばぁちゃん犬のベルちゃんの介護の為、バナナさんは1階のリビングでベルちゃんと、旦那さんはその隣の和室で寝ていた。

 

3日目の朝、その事を娘チャンに聞くと…

『トイレには行ってないよ』と…

 

えーーーーーーーーー😱⁉️

じゃ~誰がトイレに行って、バナナさん達の寝室に入ったの⁉️

 

後で寝室のドアを確認しに行った。

ドアは引き戸で開いていた。

そして音を確認してみた。

やはり、この音…

しかも、開けた音ではなく閉めた音…

 

やっぱり誰か居る…😱‼️‼️‼️

 

その日からずーと

娘チャンは1階の和室で、お父さんと仲良く(?)寝ている。